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イベント

「世界の子ども向けの舞台芸術 ―TYAの現場から」

391 THEATRE

「世界の子ども向けの舞台芸術 ―TYAの現場から」

子ども向けの舞台芸術は、世界でどのように広がり、つくられているのでしょうか?

Terrapin Puppet Theatre(オーストラリア)と愛知県芸術劇場による国際共同制作『Goldfish(ゴールドフィッシュ~金魚と海と仲間たち~)』の事例を取りあげ、作品が生まれた背景やプロセスを深掘りします。企画のコーディネーターを務めた山本麦子さんと、作品に出演し、現在もオーストラリアで俳優として活動している岩崎麻由さんをゲストに迎え、海外ツアーの様子や国際的なコラボレーションの舞台裏を語っていただきます。

あわせて、山本さんが現在取り組んでいるTheater For Young Audiences(TYA、子ども・若者向け演劇)に関する海外リサーチについてもご紹介。世界のTYAの動向についてもお話しいただきます。

子ども向けの演劇・パフォーマンスに関心のある方、海外との共同制作や国際的な創作の現場を知りたい方、ぜひご参加ください。

【日時】2025年7月16日(水) 18:30~19:45
【登壇】
スピーカー:岩崎麻由(俳優)、山本麦子(演劇プロデューサー・コーディネーター)
モデレーター:横井貴子
【会場】フジサワ名店ビル6階391スタジオ(イベントホール)〒251-0055 神奈川県藤沢市南藤沢2−1−1※JR・小田急線「藤沢」駅から徒歩約2分
【参加費】500円
【関連イベント】
「391街区ツアー」(参加費無料)
ランドスケープシアターでは、藤沢駅前の391街区(フジサワ名店ビル・ダイヤモンドビル・CD ビル)を舞台にした「391Theatreプロジェクト」をおこなっています。
今回は「迷宮」のような複雑な動線をもつ391街区をまわりながら、ビルの唯一無二のおもしろさや391Theatreプロジェクトの活動拠点をご紹介いたします。普段は閉鎖されている名店ビル屋上から藤沢の夕暮れを臨みましょう。
集合:17:30、フジサワ名店ビル 6階スタジオ前

【参加申込】https://forms.gle/cdZE1CpL9n7gdd9b9

岩崎麻由(Mayu Iwasaki)

神奈川県出身。オーストラリア国立ニューサウスウェールズ大学演劇映像学科卒業後、ニューヨークのSITIカンパニーとアトランティック・シアター・カンパニーで演劇を学ぶ。現在、オーストラリア・シドニーを拠点に、舞台と映像の両方で活動。Monkey Baa TheatreCompany(オーストラリア最長寿の児童青少年劇団の一つ)の初代クリエイティブ・アソシエイトも務める。

これまで日本、アメリカ、オーストラリアで幅広く舞台・映像作品に出演。2019年、オーストラリアの名門劇団シドニー・シアター・カンパニー『ホワイトパール』に日本人として初めて出演し、シドニー演劇賞を受賞。パペットショー『恐竜パーク』や英語版『藪の中』、テレビドラマ『NCIS: Sydney』などにも出演。日本文化アドバイザーとして、オペラや新作開発にも関わる。2023年には「おむすびプロダクション」を立ち上げ、井上ひさし作『父と暮せば』をオーストラリアで初上演(シドニー演劇賞4部門ノミネート)。現在、オリジナル人形劇『リトルぼうず&コンコン』オーストラリア全国ツアー中。

山本麦子(Mugiko Yamamoto)

1982年名古屋生まれ。大学卒業後、広告代理店営業職で7年勤務後、2014年4月愛知県芸術劇場(公益財団法人愛知県文化振興事業団)に転職、プロデューサーとしてAAF戯曲賞、プロデュース公演、ファミリー・プログラム県内巡回公演、インターンシップ等を担当。2024年5月から2025年1月までSLOW ART CENTER NAGOYA立上げに現地プロジェクトマネージャーとして携わる。2025年5月~7月、セゾン文化財団海外リサーチ活動支援事業としてヨーロッパの児童演劇・フェスティバルをリサーチ。9月より文化庁新進芸術家海外研修研修員(演劇)としてノルウェー・イギリスに派遣予定。

主催:Landscape THEATRE 協力:フジサワ名店ビル